< 2005/12/8 更新 >

特定非営利活動法人 アーシャ = アジアの農民と歩む会
Asian Sustainable Holistic Approach

〒321-0904 栃木県宇都宮市陽東3-7-8
Tel:028-663-2987 Fax:028-663-2987
E-mail:t-yoshioh@nifty.com ホームページ:
設立年月 2004年5月
代表者: 田村 嘉應(理事長)     事務局責任者: 田村 嘉應
有給スタッフ(専従)   海外3人

目的 

アジア諸国の農村住民に対して地位の向上と自立を促進するために、人権、貧困、環境、福祉等に関する農村開発支援事業、及び被災害者に対する支援活動を行い、これによって人間の尊厳を尊重する社会つくりに寄与する。

活動概要   

◇活動分野
栽培、収穫後処理(貯蔵加工)、基礎教育、生活改善、その他(手押しポンプ、トイレ)

農業基盤整備、流通

◇作目
穀物、野菜
、果樹、畜産、植林

◇活動の形態
専門家の派遣、研修員の受け入れ
、情報提供、市民教育、調査研究

対象地域・国

インド国(UP州、UA州、ミゾラム州、オリッサ州)

◇地域概要
純農村、都市近郊農村(両方で活動しているが、純農村の方を重点的に行っている)
(アラハバード中心地まで6km、州都まで250km  アラハバード市場まで6km、デリーまで汽車で10時間〔600km〕)

◇現地カウンターパート
アラハバード農業大学継続教育学部(インド国UP州アラハバード)
MGVS(ムスリー農村開発協会)(インド国UA州ムスリー)
WUAC(北西ウトカル農業センター)(インド国オリッサ州ディプティプール)

過去の活動実績:海外

@農村リーダー農業研修 10ヶ月間の有機農業研修(アラハバード農業大学継続教育学部内)
A農村女性短期研修 女性エンパワーメント研修(アラハバード農業大学継続教育学部)
B農村基礎教育 7か村にて600名の児童を教育(アラハバード地区)
C持続可能な農業のパイロット事業(UP州アラハバード地区、UA州テリー地区、オリッサ州バールグ地区)
D手押しポンプ、トイレの普及事業(アラハバード地区)

今後の活動予定

@農村リーダーのための持続可能な農業研修(アラハバード農業大学継続教育学部研修センター)
A農村女性エンパワーメント向上のための短期研修(アラハバード農業大学継続教育学部研修センター)
B持続可能な農業促進のためのパイロット事業(インド国UP州、UA州、オリッサ州、ミゾラム州、ウェストベンガル州)
C農村女性、農村の子供たちのための教育事業(インド国UP州アラハバード地区)
D農村衛生改善のための事業(インド国UP州アラハバード地区)

過去の活動実績:国内

@上記インドでの活動報告会(一般向け)
A高校生などへのインドでの活動と開発についての講演 
B大学生に対する持続可能な農業についての講演
Cアジアに興味や関心を持っている団体に対する講演
Dインドの異文化、宗教についての紹介

活動事例

インドの各地で、農薬・化学肥料による弊害が認められるようになって久しいが、その化学農業に換わる持続可能な農業の普及、そのための人材育成は殆どなされていない。アーシャは北インドにあるアラハバード農業大学継続教育学部と共同で、持続可能な有畜複合農業の普及活動と人材育成事業を行っている。 
具体的には北インドの貧農・小規模農民、農村女性、農業開発に関心のあるNGOワーカーを対象とした短期及び長期の持続可能な農業研修を様々な形で行っている。プログラムは「実践」に重きを置き、「より女性の参加を」をスローガンにしている。
教科内容は、有機栽培、有機質肥料、炭焼き、土着菌、食品加工、オルターナティブな市場開拓、農業者組合等の座学・実習、及び農家宿泊調査、見学、研修旅行等である。同時に、小規模農民を対象とした持続可能な農業のパイロット事業を展開している。アラハバードで研修を受けた農民、NGO職員らが中心となり、有機農業者組合をつくり、生産、加工、購買販売等を行っている。

参加を希望する方へ

アジアの問題をアジアの農民と一緒に考えてみませんか。アーシャの農村開発、人材育成、農村教育、女性の地位向上のための活動を会員となって支えてください。

◇会費 
個人会員 5,000円(年間一口)  団体会員 20,000円(年間一口)

◇ボランティア参加の募集
国内事務、ニュースレター、翻訳、データ入力、海外活動