< 2006/11/13 更新 >

特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター (PARC)
Pacific Asia Resource Center

〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
Tel:03-5209-3455 Fax:03-5209-3453
E-mail:office@parc-jp.or ホームページ:http://www.parc-jp.org/
設立年月 1973/4/1
代表理事: 井上礼子、内海愛子、中村尚司  事務局長: 内田聖子
有給スタッフ(専従)   国内8人 海外2人

目的 

南と北の人びとが対等・平等に生きることのできるオルタナティブな(今のようでない、もうひとつの)社会をつくることをめざしています。

東ティモールの女性たちと
収穫したコーヒー豆

活動概要   

◇活動分野
農業基盤整備、収穫後処理(加工)

◇作目
果樹、その他(水産物)

◇活動の形態
専門家の派遣、情報提供、政策提言、市民教育、
NGO間ネットワーク、調査研究

対象地域・国

東ティモール、スリランカ

◇地域概要
純農村(首都ディリまで車で3時間(東ティモール)、首都コロンボまで飛行機で8時間(スリランカ))

◇現地カウンターパート
HAK ASSOCIATION (所在国・地域)東ティモール
SEWALANKA (所在国・地域)スリランカ

過去の活動実績:海外

@コーヒー生産者支援、協同組合づくりを支援(東ティモール)
Aコーヒーをフェアトレード価格で日本に輸入(東ティモール)
B漁民支援のため乾燥魚加工プロジェクトの実施(スリランカ)

今後の活動予定

@コーヒー畑の改善(東ティモール)
Aフェアトレードコーヒーの国内販売の拡大(東ティモール)
B乾燥魚加工プロジェクトの実施(スリランカ)
C水産資源に関する調査研究(日本国内)

過去の活動実績:国内

@世界で起こっている現象や問題を伝える雑誌の発行
A社会を見つめなおす視点を提供する映像作品の制作
B世界のこと、日本社会のことを学び合う市民講座の開講
C市民の目線で国境を越えた調査活動の実施
D日本政府や国際機関に意見を申し入れる政策提言活動

活動事例

2002年度以来、東ティモールの6つの集落でコーヒー生産者を協同組合に組織、加工技術を指導して、コーヒー生豆の品質向上につとめてきました。化学肥料や農薬は使わず、コーヒーの果肉を堆肥にして持続可能な栽培を行っています。しかしコーヒーの木は老朽化しており、植え替えを含む畑の改善が必要になっています。そこで今年度はコーヒー農園の本格的な改善に取り組む予定です。
具体的には収穫後にコーヒー農業の専門家を現地に派遣し、農民に剪定、台きり、苗床作りを具体的に指導します。またその活動を通じて東ティモールのコーヒー畑に適した手入れ方法を確立することを目指しています。
コーヒーの栽培だけではなく、東ティモールの人びとの安定した生活を目指して今後は野菜や果樹といった農業の多角化も計画しています。

参加を希望する方へ

わたしたちは、自分が変わることで日本の社会が変わり、南の人びとと共に生きていける社会ができると考えています。

◇会費 
個人会員 12,000円(年間一口)  団体会員 20,000円(年間一口)

◇ボランティア参加の募集
国内事務、イベント、キャンペーン、ニュースレター、翻訳、データ入力、資料整理、フェアトレードコーヒーの広報

◇どなたでも参加できる企画
シンポジウム、セミナー、講演会、報告会、学習会、スタディツアー