< 2003/04/04 更新 >

財団法人 PHD協会
The PHD Foundation 

〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通5-4-3-202
Tel:078-351-4892 Fax:078-351-4867
E-mail:phd@mb1.kisweb.ne.jp  ホームページ:http://www.kisweb.ne.jp/phd
設立年月 1981年6月
理事長: 今井 鎮雄    総主事代行: 藤野 達也
有給スタッフ(専従)  国内6人 

目的 

アジア・南太平洋の村の青年を日本に迎え、農業等の研修を行い、自立した村づくりに協力をする。また交流を通して日本に住む人々も学び、日本の社会を見直し、共に生きる社会を目指す。

活動概要   

◇活動分野 
農業基盤整備、栽培、流通、生活改善

◇作目
穀物、野菜、果樹、畜産、植林

◇活動の形態
研修員の受け入れ、市民教育
、専門家の派遣、情報提供、政策提言、NGO間ネットワーク

自然農法の話を聴くタイと日本の農業者(タイ・スリン)

対象地域・国

ネパール、スリランカ、ビルマ、タイ、カンボジア、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、ソロモン諸島、韓国

◇地域概要
 純農村 ― 純農村  対象地ごとに異なります

◇現地カウンターパート
THAILAND KAREN BAPTIST CONVENTION、SAMAJ SEWA SAMUHA (NEPAL)、SOCIAL ACTION FOUNDATION FOR RURAL AND URBAN DEVELOPMENT INC. ( PHILIPPINES)、LUTHERAN DEVELOPMENT SERVICES (PAPUA NEW GUINEA)

過去の活動実績:海外

@帰国研修生の村へのフォローアップ、新規招聘選考(インドネシア 西スマトラ州)
A帰国研修生の村へのフォローアップ、新規招聘選考(タイ カラシン県及びメーホンソン県)
B帰国研修生の村へのフォローアップ、新規招聘選考(PNG モロべ州)
C帰国研修生の村へのフォローアップ、新規招聘選考(フィリピン ヌエバエシーハ州)
D帰国研修生の村へのフォローアップ、新規招聘選考(ビルマ マンダレー近郊)

今後の活動予定

@有機農業をベースとする農村振興(タイ カラシン県 クタカイ村)
A有機農業をベースとする農村振興(タイ メーホンソン県 メーサリアン)
B有機農業をベースとする農村振興(インドネシア 西スマトラ州 タベ村)
C有機農業をベースとする農村振興(PNG モロベ州 フィンシャーフェン)
D有機農業をベースとする農村振興(フィリピン ヌエバエシーハ州)

過去の活動実績:国内

@海外研修生国内研修
A開発ワークショップ
B研修生報告会
C農業指導者会
D関西NGO協議会他との連携事業

活動事例

外からの押し付けではなく、そこに住む人々の発想と行動をベースに村落開発を支援したいと思っています。行動するのは「人」ですから、当会はその人作りに重点を置きます。しかも草の根の人々を対象とします。金、モノを投入すれば早い時期にそれなりの成果が見えるかもしれませんが、定着するかは分かりません。現地にあるリソースを活用して、原因解決を図る時、村の主な産業である農業のあり方にひとつの方向性が見えてきます。農作物を単なる商品と考えれば農薬、化学肥料、F1の種子、高価な農機具を投入したやり方が効果的でしょうが、それに対応できる農家は限られます。
一方で、日本の農業も自給率、食の安全、労働力、農地保全等多くの問題を抱えています。双方の問題をお互いに解決していくために、交流を行い、学び、取り組んでいきたいと思います。決して日本はお手本を示せるような立場ではないと思います。更にこれは農業者だけの問題ではない。食べる人全ての課題だと思い、多くの人々に気づいてもらう必要を感じています。

参加を希望する方へ

「分かち合う社会」を目指して、アジア・南太平洋の草の根の人々との交流にご参加を!

◇会費
個人 5000円〜

◇ボランティア参加の募集 
国内事務、イベント、ニュースレター、翻訳、通訳、データ入力、海外活動

◇どなたでも参加できる企画
講演会、報告会、パネル・写真展、スタディーツアー