< 2004/01/15 更新 >

特定非営利活動法人 ヒマラヤ保全協会
The Institute for Himalayan Conservation   IHC

〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-5-7-403
Tel:03-5350-8458 Fax:03-5350-8459
E-mail:ihcjpn@ybb.ne.jp ホームページ:http://www.ihc-japan.org/
設立年月 1986年7月
会長: 川喜田 二郎      事務局長: 田中 博
有給スタッフ(専従)  国内2人 海外4人(うち現地4人)
       (非専従) 国内0人 海外1人(うち現地1人)

目的 

ヒマラヤ地域において、自然と文化が一体となった「風土」の独自性に基づいた地域の人々を主体とした開発を支援する。また人々が学び合い、成長できる場を作り出し、豊かで公正な地球市民社会のあり方を探求し、提案する。

活動概要   

◇活動分野 
生活改善
、農業基盤整備、栽培、融資、基礎教育

◇作目 
植林
、野菜、果樹

◇活動の形態 
資金協力、専門家の派遣、市民教育、調査研究                   

対象地域・国

ネパール全国 ミャワディ郡及びムスタン郡

◇地域概要 
純農村  歩いて2〜3日

◇現地カウンターパート
IHC-Nepal

過去の活動実績:海外

@森林・文化保全(ネパール ミャワディ郡、ムスタン郡)
Aネパール山岳エコロジースクールの実施(ネパール)
Bスタディーツアーの実施(ネパール)
Cネパール国内におけるチベット伝統医療の保全活動(ネパール)

今後の活動予定

@環境・文化保全(ネパール全国 ミャワディ郡、ムスタン郡)
Aエコロジースクール、スタディーツアーの実施(ネパール)
B地球市民学習の推進(日本)
C財政・組織基盤の強化・確立(日本)
Dチベット文化を紹介した本「Ancient Futures」の翻訳出版(日本)

過去の活動実績:国内

@くらがるねぇ開催(地球市民教育の連続講座・学習会開催)
AネパールNGO連絡会の事務局担当
Bスタディーツアー研究会の事務局担当
C代替エネルギーとしてのバイオブリケットの調査・研究

活動事例

ネパールの山村で住民参加による森林保全を行っています。村人は薪や家畜の餌を森から入手しており、森に依存した生活を送っています。しかし近代化による人口増加・観光客の増加等で、森林の減少が進んでいます。
ヒマラヤ保全協会では、ミャグディ郡の4ヶ村で苗畑を運営し、住民の生活に必要な苗木を年間4〜5万本生産しています。苗は村人によって植林され、家畜に食べられないようにフェンスも作ります。
現在まで植林した木は順調に育っている事が、2000年に国際農林業協力協会のご支援で行われた調査によって確認されました。しかしながら、ヒマラヤ保全協会の支援終了後、村人だけで自立して苗畑を運営していく事が分かりました。
そこで住民と相談の上、苗畑の運営資金獲得のため、果樹やミツマヌ等換金作物の導入や、村人への資金管理の委譲、各種トレーニングの実施を始めました。現在、2004年の自立に向けての計画づくりを行っています。

参加を希望する方へ

国際協力やネパールに関心のある方、どなたでも歓迎です。あなたの特技をボランティアに生かしてみませんか?

◇会費
個人 賛助会員9000円、正会員10000円  団体 30000円

◇ボランティア参加の募集
国内事務、イベント、キャンペーン、ニュースレター、翻訳、通訳、データ入力、海外活動、その他(手工芸品販売)

◇どなたでも参加できる企画
セミナー、講演会、学習会、パネル・写真展、スタディーツアー、物資提供(使用済みテレホンカード、販売用物品)、その他(料理教室)