< 2002/08/28　更新 >

特定非営利活動法人　緑の地球ネットワーク
Green Earth Network

〒552-0012　大阪府大阪市港区市岡1-4-24-501
Tel：06-6576-6181　Fax：06-6576-6182
E-mail：gentree@s4.dion.ne.jp　ホームページ：http://homepage3.nifty.com/gentree/
設立年月　1992年1月
代表：　立花　吉茂　 　 　 事務局長：　高見　邦雄
有給スタッフ（専従）　　国内3人　　　　　　

目的 

会の目的は、地球環境のための国境を越えた民衆の協力を推進する事である。地球上の各地で水土流失や砂漠化が進む中、そこで暮らす人々の緑を取り戻す努力に協力し、自分達の生活の場でも緑を守るように努める。

活動概要   

◇活動分野 
砂漠化防止

◇作目 
植林、果樹

◇活動の形態 
資金協力、専門家の派遣、研修員の受け入れ、情報提供

小学校付属果樹園の利益の一部を、教育のために使う

対象地域・国

中国　山西省　大同市

◇地域概要  
 純農村　近い所で十数km。遠い所で約200km。村道レベルでは、雨季不通になる場合もある。

◇現地カウンターパート 
大同市青年連合会

過去の活動実績：海外

�@植樹造林プロジェクトのべ23ヶ村、564ha（中国　山西省　大同市(4区7県））
�A地球環境林センターの運営（育苗、見本園建設等）（中国　山西省　大同市　南郊区）
�B自然環境園の運営（育苗、基盤整備等）（中国　山西省　大同市　霊丘県）
�Cカササギの森建設（実験林場。基盤整備、植樹等）（中国　山西省　大同市　大同県）

今後の活動予定

�@植樹造林プロジェクト（荒廃地緑化・果樹園建設） （中国　山西省　大同市(4区7県））
�A地球環境林センターの運営（育苗、見本園、技術研修等） （中国　山西省　大同市　南郊区）
�B自然植物園の運営（育苗、植樹、採種等） （中国　山西省　大同市　霊丘県）
�Cカササギの森建設（植樹） （中国　山西省　大同市　大同県）

過去の活動実績：国内

�@写真展「中国黄土高原〜砂漠化する大地と人びと」開催
�AGEN設立10周年記念シンポジウム開催
�B各種勉強会・報告会開催
�C会報「緑の地球」（隔月刊）発行

活動事例

緑の地球ネットワーク（GEN）が1992年から緑化協力を続けている中国山西省大同市は、黄土高原の東北端に位置します。耕して天に至る段々畑、山には一木もありませんが、2200年前には豊かな森林があったといいます。
大同の年間降水量は約400mm。その3分の2が夏に集中し、土を押し流して侵食谷を刻みます。肥沃な表土を失って減少した収穫を補うため、急斜面まで耕され、沙漠化が加速されます。環境破壊と貧困の悪循環です。
緑化はその悪循環を断ち切るための唯一の手段です。大同は北京の環境を守るためにも重要な拠点で、中国も緑化を進めていますが、主にマツなど単一樹種の一斉造林です。ＧＥNも最初は同じでしたが、94年から専門家の協力を得て、病害虫に強い多様性のある森林の再生を目指しています。そのための基地である地球環境林センターでは育苗や見本園づくりを行い、霊丘自然植物園では放牧を排除して自然の遷移を観察し、カササギの森は実験林場として今後活用していきます。農村の教育事情改善のための小学校付属果樹園の協力も続けています。

参加を希望する方へ

砂漠化と水土流失が深刻な中国黄土高原では、500円で松苗を100本以上買えます。環境に国境はありません。あなたも、黄土高原の緑化に参加しませんか。

◇会費 
個人　学生3000円、 一般12000円、 団体　12000円

◇ボランティア参加の募集 
国内事務、イベント、翻訳

◇どなたでも参加できる企画
シンポジウム、学習会、スタディーツアー