< 2006/06/17 更新 >

日本国際飢餓対策機構
Japan International Food for the Hungry

〒581-0032 大阪府八尾市弓削町3-74-1
Tel:072-920-2225 
E-mail:jifh@mxa.mesh.ne.jp ホームページ:http://jifh.fhi.net/
設立年月 1981年5月
理事長: 堀内 顕      常務理事: 有江 健
有給スタッフ(専従)  国内18人 海外11人(うち現地6人)
       (非専従) 国内3人

目的 

アジア、アフリカ、中南米で飢餓と貧困で苦しむ人々のために、緊急援助、自立開発援助、学校教育を援助などの活動を展開し、「世界の飢えた人々に食糧と愛を」を標語に物心両面の飢餓対策にあたる。

活動概要   

◇活動分野 
農業基盤整備、栽培、基礎教育、生活改善

◇作目 
穀物、野菜、果樹、畜産、植林

◇活動の形態 
専門家の派遣、市民教育

対象地域・国

エチオピア

◇地域概要  
純農村

◇現地カウンターパート 
FOOD FOR THE HUNGRY INTERNATIONAL(FHI)

過去の活動実績:海外

@農業復興プログラム(家畜診療、耕作支援) (エチオピア ショワ州 チェハ郡 オーディト村)
A農林業プログラム (エチオピア オロミア州 西ショワ県 メタロビ郡)
B飲料水確保と衛生プログラム (エチオピア オロミア州 西ショワ県 メタロビ郡)
C生活改良・家計向上プログラム (エチオピア オロミア州 西ショワ県 メタロビ郡)

今後の活動予定

@農業復興プログラム(家畜診療、耕作支援) (エチオピア ショワ州 チェハ郡 オーディト村)
A農林業プログラム (エチオピア オロミア州 西ショワ県 メタロビ郡)
B飲料水確保と衛生プログラム (エチオピア オロミア州 西ショワ県 メタロビ郡)
C生活改良・家計向上プログラム (エチオピア オロミア州 西ショワ県 メタロビ郡)
D総合農村開発プログラム(灌漑施設建設) (ラオス ホアパン州 ファファン)

過去の活動実績:国内

@世界食料デー大会を全国各地で実施
A全国各地においてスタッフを通しての啓発・講演活動

活動事例

農業復興プロジェクトとして、エチオピアショワ州オーディト村で行われている活動を紹介したい。
20年以上前、地域に蔓延する家畜のトリパノソーマ症(眠り病)のために農耕用の牛が激減し、そのためほとんどの農家は畑を耕す事ができなくなった。次第に土地も、雌牛の放牧用の土地としてしか使われなくなった。雌牛は放牧はされているものの、トリパノソーマ症に感染すれば流産してしまう事から、結果的に牛乳もとれなくなってきており、農耕されないままの土地は、草の種類も変化し、牛の好まない茸が繁茂して、牛も栄養失調状態に陥っているのが現状である。
土地を畑として耕し始める事によって、食糧生産が促され、他からの援助に頼らなくても食糧自給が可能になるという目算で始めたのがこの農業復興プログラムである。まず、家畜診療とトラクターによる耕作サービスを開始し、家畜診療においてはツェツェバエやダニ・ノミの駆除、そしてトラクターによって土地が耕されている。人々が援助依存に陥らないように、有償で行っており、1年後、耕した土地で実った収穫物により、人々がお腹を満たし、余剰の穀物を売って診療費や耕作費を自前で賄う事ができるようにと励んでいる。

参加を希望する方へ

飢餓が起こる要因は様々です。まず世界の現状を知り、そして私たちの足元を見つめ直しつつ、この飢餓対策の働きにあなたも共に加わりませんか?

◇会費 
個人 500円(毎月)   団体 500円(毎月)

◇ボランティア参加の募集 
国内事務、イベント、ニュースレター、翻訳、データ入力、海外活動

◇どなたでも参加できる企画 
セミナー、講演会、報告会、パネル・写真展、スタディーツアー、ワークキャンプ