< 2002/08/28 更新 >

特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
Japan International Volunteer Center  JVC

〒110-8605 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル6F
Tel:03-3834-2388 Fax:03-3835-0519
E-mail:info@ngo-jvc.net ホームページ:http://www.ngo-jvc.net/
設立年月 1980年2月
代表理事: 熊岡 路矢      事務局長: 清水 俊弘
有給スタッフ(専従)  国内20人 海外50人(うち現地35人)
       (非専従) 国内5人 海外5人(うち現地5人)

目的 

国際社会の中で、社会的、精神的、物理的に困難な立場を強いられているアジアやアフリカ、中東の人々に協力すると同時に、地球環境を守る新しい生き方と人間関係を作り出そうとする事です。

活動概要   

◇活動分野 
農業基盤整備
、栽培、流通、融資、基礎教育、生活改善

◇作目
穀物
、野菜、果樹、畜産

◇活動の形態 
資金協力、専門家の派遣、研修員の受け入れ、情報提供、政策提言、市民教育、NGO間ネットワーク、調査研究

ノンジョク自然農園には様々な人々が集まってくる

対象地域・国

カンボジア、タイ、ベトナム、ラオス、南アフリカ、パレスチナ

◇地域概要  
純農村  30km〜500km  雨季にはアクセスできなくなる所がある。

◇現地カウンターパート 
オルタナティブ農業ネットワーク

過去の活動実績:海外

@複合経営農業の普及、村ごとにコメ銀行等を設置(カンボジア カンダール州 オンスノール郡)
A森林土地移譲の際の共有林づくり。共同農園づくり。(ラオス カンムアン県)
Bムオン民族を対象とした複合農業、牛銀行等の普及。(ベトナム ホアビン省)
C自然農業普及のためのモデル農園、研修所づくり(タイ バンコク市 ノンジョック)
D森林農業の普及、水場の改善(エチオピア アムハラ州 バルハット郡)

今後の活動予定

@山岳地帯における植林のための苗木生産を支援(ベトナム ソンラ省)
A自然農業普及のための共同耕作地の支援、トレーニング(ラオス ビエンチャン県)
Bトンレサップ湖周辺住民の水産資源管理を支援(カンボジア コンポンチュナン県)
C自然農業普及のためのトレーニング、共同菜園の支援(南アフリカ 東ケーブ州)
D地場の市場、村の朝市を通しての地域循環経済の確立(タイ コンケン県)

過去の活動実績:国内

@メコン川開発をめぐる諸問題を考える国際シンポジウム
A北朝鮮の子供へ栄養食を支援する子供キャンペーン
BタイのNGO代表とバンドを招待し、農民・市民と交流
C開発教育教材「パレスチナの箱」作成とワークショップ
D海外の農村開発事例を学ぶNGO人材養成講座の開催

活動事例

「ノンジョク自然農園」(タイ)
JVCはタイのNGO3団体と共同で、バンコクの郊外ノンジョクに自然農園を立ち上げました。農園の基本方針は「自然農業で自給自足を基本にし、余剰の生産物を販売して農園スタッフの給与も賄う経済的自立農園の確立」。 プロジェクトとしては1998年から2002年までの5年間。その後は農園として自立する予定。
農園の目的は@自然農業のモデル農園、A研修機会の提供、B経済的に採算の取れる農園の3つです。
総面積4ha、水田1.2ha、野菜畑0.7ha、果樹園1.6ha、池0.5ha、採卵鶏400羽、アヒル20羽。それにスタッフ3人、長期研修生が数人。
農園全体が一つの生態系を作るよう設計してあり、鶏小屋と畑を組み合わせたチキントラクター、すり鉢状に掘った穴の周りにバナナを植えるバナナ・サークル等工夫を凝らしています。水は雨水で全て自給。
農園には長期・短期の研修生、訪問者が後を絶ちません。今年度からは経済的にも独立採算を達成しています。

参加を希望する方へ

各国・テーマ別のボランティアチームが活動しています。お気軽に参加して下さい。オリエンテーションにもどうぞ。第1月曜日午後7時、第2・4土曜日午後2時。

◇会費 
個人 10000円   団体 30000円

◇ボランティア参加の募集 
国内事務、イベント、キャンペーン、ニュースレター、翻訳、通訳、データ入力、海外活動、その他(各種ボランティアチームへの参加、カレンダー発送作業)

◇どなたでも参加できる企画
シンポジウム、セミナー、講演会、報告会、学習会、スタディーツアー、その他(コンサート)