< 2002/08/28 更新 >

日本ネグロス・キャンペーン委員会
Japan Committee for Negros Campaign   JCNC

〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿3F
Tel:03-5273-8160 Fax:03-5273-8667
E-mail:jcnc@jca.apc.org ホームページ:http://www.jca.apc.org/jcnc/
設立年月 1986年2月
共同代表: 前島 宗甫、白柳 誠一      事務局長: 小林 和夫
有給スタッフ(専従)  国内4人 海外1人
       (非専従) 国内2人

目的 

ネグロス、セブ、北ルソンの農業労働者、農民、民衆交易のパートナー生産者の自立に向けた社会開発への支援及び国内に対する開発学習の展開。アジアの農村女性・男性のネットワーク形成。

活動概要   

◇活動分野 
農業基盤整備、栽培
、収穫後処理(貯蔵加工)、流通、融資、基礎教育、生活改善

◇作目
穀物、野菜、畜産
、果樹、植林

◇活動の形態
資金協力、資材供与、市民教育
、専門家の派遣、研修員の受け入れ、情報提供、政策提言、調査研究

農民自らが農機具を製作・修理するセミナーを実施

対象地域・国

フィリピン ネグロス島、セブ島、ルソン島

◇地域概要 
純農村   地方都市までは30km程度  セブ市を除いて、非常に悪い。

◇現地カウンターパート
People's Agriculture Plan 21

過去の活動実績:海外

@砂糖労働者、農民、民衆交易パートナーの自立支援 (フィリピン ネグロス島、セブ島、ルソン島)
A有機農業・適正技術普及のための研修農場支援 (フィリピン ネグロス島)
B無農薬バナナと黒砂糖の民衆交易 (フィリピン ネグロス島、ルソン島、パナイ島、ボホール島)
C農地改革、農業政策の調査研究と提言活動 (フィリピン)
Dアジア各国の農民・支援NGOとのネットワーキング (東南アジア地域)

今後の活動予定

@ネグロス、セブ、北ルソンの農村自立支援(フィリピン ネグロス島、セブ島、ルソン島)
A有機農業普及のための農場支援と技術交流(フィリピン ネグロス島、セブ島)
BフィリピンNGOとの農地改革共同調査(フィリピン)
C国内、アジア各国の生産者・消費者の相互訪問

過去の活動実績:国内

@農・食・国際協力に関する広報活動と教材開発
Aスタディーツアー、青少年交流プログラムの実施
B農・食に関わる団体とのネットワーキング

活動事例

当団体はベトナムやエクアドルでの植林や保全活動をベースとして、1999年からミャンマーのイラワジデルタでの社会林業を始める。5年間で500haの植林を目標として、2002年までに345haがマングローブ樹種によって植林された。イラワジデルタのマングローブ林は90年代まで続いた炭の生産のための乱伐と、違法な水田開発のために激減する。それらの修復が望まれたが、森林局主導のトップダウン方式では村人の理解が得られず、植林は進まなかった。当団体は1995年に公布された社会林業条例に基づき、現地NGOのFREDAとともに住民参加型の社会林業を推し進めた。住民の利用権が保障された社会林業に対して当初は懐疑的な住民も多かったが、事業の啓蒙活動に村人を参加させる事により徐々に社会林業参加者が増え、現在は事業地以外からの植林要望が拡大している。

参加を希望する方へ

フィリピンで,アジアで、日本で、「農と食」からグローバリゼーションを考える運動にぜひ加わって下さい。

◇会費
個人 5000円

◇ボランティア参加の募集 
イベント、キャンペーン、翻訳

◇どなたでも参加できる企画 
シンポジウム、セミナー、講演会、報告会、パネル・写真展、スタディーツアー