< 2002/08/28 更新 >

特定非営利活動法人 日本フィリピンボランティア協会
Japan Philippines Volunteer Association

〒182-0006 東京都調布市西つつじケ丘2-30-1
Tel:03-5384-9536 Fax:03-3326-5037
E-mail:jpva@mua.biglobe.ne.jp ホームページ:http://jpva.org/
設立年月 1990年4月
会長: 網代 正孝      : 谷井 明美
有給スタッフ(専従)  国内2人 海外2人

目的 

この会は、フィリピンでは教育・福祉・環境・医療等の課題を、日本側では高齢社会・教育問題の課題を取り上げ、相方の市民が課題解消に向けてふれあいを深めつつ、協同で実践活動する。共に学び向上してゆく市民組織である。

活動概要   

◇活動分野 
基礎教育、生活改善、その他(医療)

◇作目 
植林

◇活動の形態
資金協力、資材供与、専門家の派遣、研修員の受け入れ、市民教育

対象地域・国

フィリピン

◇地域概要  
 都市近郊農村  育苗場や実験農場はダバオ中心街より65km      医療活動の拠点はダバオ中心街より20km西の街中       教育活動の拠点はダバオ中心街より10km東の街中

◇現地カウンターパート 
フィリピン日系人会

過去の活動実績:海外

@植林活動:現地児童生徒及び日比学生による植林活動。(フィリピン)
A教育活動:学校の建設、里親制度、日本語教育(フィリピン)
B福祉・保健医療活動:学校保健室や貧困地域での支援(フィリピン)
C日比のボランティア体験交流(フィリピン)
D高齢者生きがい研究所の設置(フィリピン)

今後の活動予定

@ミンダナオ国際大学の運営(フィリピン)
A実験農場における農作物品種改良と普及(フィリピン)
B日本向け介護ヘルパーの養成(フィリピン)
Cスタディーツアーの実施(フィリピン)
D生きがい活動の推進(フィリピン)

過去の活動実績:国内

@日本の児童生徒・教師への各種活動参加の呼びかけ
A教育里親制度の推進、奨学生のスポンサー募集
B現地スタディーツアーの実施
C各種団体や組織へ現地を紹介し、活動参加の増強を図る
Dフィリピン人介護ヘルパーの体験の場づくり

活動事例

当協会では、現地カウンターパートであるCASEDOを通して、カリナン地区(フィリピン・ダバオ市の北西)において、植林活動を実施してきた。地域の学校に呼びかけ、植林協力校を募り、毎月一回、各地で学校行事として植林をしてきた。自然林が再生するために30種類程を植えている。多い順に、マホガニー、ジェミニナ、ナーラ、フィリピンチェリー、アカシア、パームツリー、パコ、タリサイ等である。
すでに10年間継続しており、ほとんど全ての学校の周囲に小さな森ができた。一番大きな成果は、子供達や地域の人々が植林の大切さを認識しだした事である。親達の参加が各校で見られた。
その一方で、難しさも見られる。生活が苦しいため、こちらからの働きかけがないと植林を継続しないのである。植林協力校の活動ではお粥の給食を実施していた。
今後の課題として、実験農場をつくり、農業改善の研修を行って、地域の農民の生活改善と環境教育の活動を結び付ける事を模索中である。

参加を希望する方へ

まず現地に立ち、自分の目でフィリピンを見て下さい。そこから課題が見え、行動が始まります。フィリピンの課題に関わっているようですが、それが日本の課題です。

◇会費 
個人   一般10000円、賛助会員30000円

◇ボランティア参加の募集 
イベント、ニュースレター、翻訳、データ入力、海外活動

◇どなたでも参加できる企画 
講演会、報告会、学習会、パネル・写真展、スタディーツアー、その他(里親)