< 2002/08/28 更新 >

先住民族 友の会
The First People's Friends in Japan   FPF

〒101-0026 東京都千代田区神田佐久間河岸91 (株)啓明研究会内
Tel:03-3865-0103 Fax:03-3865-0104
E-mail:qh4s-kbym@asahi-net.or.jp ホームページ:http://www.asahi-net.or.jp/~qh4s-kbym/
設立年月 2002年5月
会社代表: 樺山 三郎      : 渡辺 康子
有給スタッフ (非専従) 国内1人

目的 

フィリピン・ミンダナオ島の先住民族が自立・繁栄するための支援活動を通じて、地球環境の保全および世界平和へのささやかながらの寄与を願う。

活動概要   

◇活動分野 
融資、生活改善
、農業基盤整備、栽培、収穫後処理(貯蔵加工)、基礎教育、砂漠化防止

◇作目 
植林
、野菜、果樹、畜産、工芸作物

◇活動の形態 
資金協力、政策提言
、資材供与、情報提供、調査研究

対象地域・国

フィリピン サランガニ州・サウスコタバト州および近隣地区

◇地域概要 
山岳地帯(現地は"農村"に至らぬ状態) 徒歩・バイク・三輪タクシーで3〜5時間
車の使用可能は全行程の半分以下。  2〜3輪車と徒歩。

◇現地カウンターパート 
PFP-F

過去の活動実績:海外

@実験的植林(3ha)(ロハス山脈(ノララ)の一地域)
A植林事業準備調査(サランガニ州 ファレル山岳地域)
B民族文化振興、貧困子弟への教育支援などの試行的実施(セブ(チュピ・ノフォク))
C植林後の追跡調査(タブロ サウスコタバト地区)

今後の活動予定

@植林事業(ロハス山脈(ノララなど)地域ほか)
A教育実習を兼ねた植林(サランガニ州 ファレル)
B有機農業の実験的育成(セブ湖周辺)
C教育施設の拡充、教育機会(子弟対象)の拡充 (チボリ族対象(当面は限定、将来は拡大適用))

過去の活動実績:国内

  

活動事例

フィリピン・ミンダナオ南西部に位置するロハス(ロクサス)山脈・高地一帯は、劣悪な生活環境下にある。そこに住む人口の過半数(約5万人強)は、先住少数民族で、極貧の状況の中に、かろうじて命を保っている。
(1)教育関連での、教師への月謝、給食費の支援、あるいはマイクロクレジット(小額資金貸与)方式での家庭用菜園栽培・家畜飼育等を奨励し、ささやかながらも着実な成果を挙げてきている。
(2)植林関連では、アカバ(マニラ麻)、竹材、果樹、建築用木材のための植林を実施してきた。
(3)現地民の生活向上に資するように、消費するばかりでなく、生産品販売によって副収入が期待できるよう、原材料加工(マニラ麻、竹壁や民族工芸品制作等)等による家庭内手工業(地場産業へ)の育成も試みてきた。
(4)貧困家庭に教育の機会を与えるための教育費支援は、伝統文化の尊重・継承と絡めて継続的に進めてきた。教育施設・教材等の不足解消が、さしあたっての重点事項の一つ。計画的・継続的に地道に進める事が大切。

参加を希望する方へ

フィリピン・ミンダナオ島の山岳地帯・周辺の先住少数民族の多くは極貧の状況下にあります。彼らが自立していけるための基盤育成の支援に参加して下さい。

◇会費 
個人 24000円  団体 120000円

◇ボランティア参加の募集  

◇どなたでも参加できる企画