「アフリカ農業支援シンポジウム」のご案内

 趣 旨 

 WTOドーハラウンド交渉は、正式には「ドーハ開発アジェンダ」と称されているように、途上国、とりわけ後発開発途上国(LDC諸国)に対する開発支援が重視されており、LDC諸国の主要産業である農林水産分野において、貧困改善に資する生産活動支援、輸入代替作物の推進、輸出能力拡大の支援を行なう事が、サプライサイド支援として重要な位置づけとなっています。
 このような中で、昨年12月のWTO香港閣僚会議に際してわが国政府が発表した「開発イニシアティブ」に基づき、農林水産省が実施する「売れる農林水産物づくり」に向けた人づくり等への支援を推進するため、南南協力をはじめとしたアフリカ支援の取り組み状況・方針などを素材として有識者、在京アフリカ大使などをパネリストとするパネルディスカッションを行い、アフリカに対する農業支援の現状と課題を議論するとともに、あわせて市民社会に対する啓発の一助とする為、アフリカ農業支援シンポジウムを開催するものです。

日時・場所  

日時 : 2006年9月12日(火) 14:00 〜 16:30

場所 : 国際連合大学 ウ・タント国際会議場

渋谷区神宮前 5-53-70 (東京メトロ表参道駅B2出口より徒歩8分)

主催・後援等  

主催 : 社団法人 国際農林業協力・交流協会 (JAICAF)

後援 : 農林水産省

外務省

読売新聞社

国際連合食糧農業機関(FAO)日本事務所

国際連合大学

プログラム 

13:00 〜 14:00 受付

14:00 〜 14:05 開会挨拶  JAICAF会長

14:05 〜 14:25 基調講演「WTO農業交渉と開発イニシアティブ」
            農林水産大臣 中川 昭一

14:25 〜 16:30 パネルディスカッション

 テーマ : 「アフリカにおける売れる農林水産物づくりに向けた取組み」

 コーディネーター : 東京農業大学教授 板垣 啓四郎

 パネリストとテーマ :(予定)

  ・ 駐日ザンビア共和国大使 ゴッドフリー・シマシク・シマシク

   「アフリカLDC諸国の現状、課題と支援ニーズ」

  ・ 駐日タイ王国大使 スウィット・シマサクン 

   「タイの経験」

  ・ 国際連合食糧農業機関(FAO)日本事務所長 遠藤 保雄

   「FAOによるアフリカ支援の取組みと南南協力」

  ・ アジア経済研究所アフリカ研究グループ長代理 高根 務

   「開発経済の観点からの意見と課題」

  ・ 外務省アフリカ審議官(大使) 小田部 陽一

   「アフリカ支援とWTO」

  ・ (NGO)緑のサヘル 事務局長 菅川 拓也

   「NGOの視点からみた農業開発」

16:30  閉会

使用言語 : 日英同時通訳

入 場 料  : 無料

参加申込 : 配布資料準備のため、9月6日(水)までに以下の情報を記載し、
          参加申込フォームから事前に申し込んで下さい。

         ☆ 参加申込に必要な情報
           氏名 :(ローマ字・漢字)
           所属 :(機関団体名所属部課)
           住所 :
           連絡方法 :(電話・FAX・Eメール)

〈事業担当〉 

   国際農林業協力・交流協会(JAICAF) 鈴木 陸保 (調査専門員)
   電話:03-5772-7880 FAX:03-5772-7680