IYPについて

IYP(国際イモ年)について

ジャガイモ(学名 Solanum tuberosum)は、およそ8000年前、南米のアンデスを起源としています。したがって、2008年を国際イモ年(IYP,International Year of Potato)と宣言しようという最初の提案がペルー政府から発せられたのは至極妥当なことでした。
 
2005年11月、国連食糧農業機関(FAO)で2年ごとに開かれる会議において、世界の注目を、食料安全保障の確保と貧困の削減におけるポテトの重要性に集中させようとする決議案をペルーの常任代表が提案し、同会議が採択しました。同決議は、国連総会において、2008年を国際イモ年として宣言してもらうことを目的に、国連事務総長に伝達されました。

第60回国連総会は、2005年12月、決議草案を採択し、FAOに対し、2008国際イモ年(IYP 2008)の実施を促進するよう要請しました。決議は、ポテトが世界の人々の食生活において主食であることを指摘し、ミレニアム開発目標を含む、国際的に合意された開発諸目標を達成する上で、ポテトが果たし得る役割を支持しました。

「国際イモ年」
日本語ロゴマーク*

*使用については、
こちらをご覧下さい

 
IYP 2008に取組むことによって、政策立案者、ドナーおよび一般大衆の間で、特に青少年・学童の間で、食料不安、栄養失調、貧困ならびに環境に対する脅威等の地球的課題への対応における、特にポテトの、さらに一般的には農業の重要性についての認識を高める機会を提供するものと期待されています。

なお、我が国においては、「国際イモ年」と題し、ジャガイモに加え、さつまいもや他のイモ類も含めて活動を行っていきます。

 
 
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なお、文章中にポテトとジャガイモの二つの表記が混在しますが、これは原文においてPotatoと記されているもののうち、ジャガイモを指すと思われる部分について区別しました。
 
    
 
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